JR北海道は、2021年5月12日(水)から当分の間、札幌近郊エリアの普通列車について最終列車の時刻を繰り上げます。
これは、新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置が札幌市に適用されたことを踏まえて実施されるものです。札幌駅を発車する計5本の列車の運転を取り止めることにより、各方面の最終列車が変更となります。
函館本線の手稲駅・小樽駅方面では、岩見沢駅23:05発(札幌駅23:52発)の小樽駅行および、千歳駅23:12発(札幌駅23:59発)の手稲駅行がそれぞれ札幌駅行に行先変更されます。これに伴い、札幌駅発の最終列車は小樽駅行が23:30発(22分繰り上げ)に、手稲駅行は23:45発(14分繰り上げ)にそれぞれ変更となります。
函館本線の江別駅・岩見沢駅方面では、小樽駅23:10発(札幌駅23:59発)の岩見沢駅行が札幌駅行に行先変更されます。このため、札幌駅発の岩見沢駅行最終列車は23:42発となり、17分繰り上げられます。
千歳線では、札幌駅23:59発の千歳駅行が運休となり、千歳駅までの最終列車は25分繰り上げの札幌駅23:34発となります。苫小牧駅行の最終列車(札幌駅23:10発)に時刻変更はありません。
また、学園都市線では、札幌駅23:59発のあいの里公園駅行が運転を取り止めることにより、札幌駅からの最終列車は23:37発の石狩当別駅行となります(時刻表は下表を参照)。
JR北海道では、札幌駅の最終時刻が繰り上がることにより、各駅での乗り換えなども変更になるので、利用の際には公式サイト等で最新の情報を確認するよう呼びかけています。また、札幌市営地下鉄も終電時刻を30分程度繰り上げるため、乗り継ぎ利用には注意してほしいとのことです。